3・抗がん剤治療中の注意点

2014/06/28

抗がん剤治療による脱毛期の5つの注意点

抗がん剤治療中は肌が非常にデリケートで傷つきやすい状態になっています。
普段の何気ないシャンプーやドライヤーなども、抗がん剤治療中は気をつけて行わなければなりません。

ここでは、抗がん剤治療中に特に気をつけるべき点をご紹介いたします。

頭皮を清潔にしましょう

抗がん剤治療中は、頭皮がデリケートになっています。
白血球が減少している時期に脱毛を恐れて洗髪を怠ると、毛のう炎をおこすことがありますので、頭皮を清潔に保つことが大切です。洗髪は普通通りにきっちりと行ないましょう。

洗髪は低刺激シャンプーで

抗がん剤治療中は頭皮がデリケートになっているため、刺激の強いシャンプーは使用せず、低刺激シャンプーを使い爪が立たないようやさしく洗髪しましょう。
頭部に放射線治療を行っている方は、特に頭皮が傷つきやすくなっているためシャンプーやリンスの使用は避け、ぬるま湯で洗い流す程度が良いでしょう。
    フケ・カユミを抑制する殺菌剤入り医薬部外品シャンプーは使用を控えてください。また、ベビーシャンプーは低刺激ですが、大人には洗浄力が足りません。

髪を綺麗に整えましょう

脱け毛を気にして髪をとかさないと、髪がもつれてからみますので、毛のやわらかいブラシを使用してやさしくとかしてください。(頭部に放射線治療を受けている方は、地肌が非常にやわらかくなっているので地肌に触れないように気をつけてください。)

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パーマや毛染め

担当医の許可が出るまで、絶対におやめください。

ドライヤーは低温で

毛先が柔らかく目の粗いブラシを使い、ドライヤーは低温で使用しましょう。